早生まれは幼稚園でついていけない?知っておきたい親の心構えはなに?

子育て

少しずつ暖かい日が増えてくると、そろそろ4月の新生活に向けて準備を始める人も増えてくるのではないでしょうか?

この春に初めて、幼稚園や保育園に入園するお子さんもいることと思います。

初めて、お子さんと離れることとなるママは不安でいっぱいだと思います。特に子どもが早生まれだとその不安もより一層強くなるのではないでしょうか?

私の子どもも早生まれなので、2歳になってすぐにプレ幼稚園に入園することになります。

同学年の4月5月生まれの子と比較すると、おおよそ1歳の差があります。

小さいころの数か月の成長の差は大きいですよね。

周りの子に上手くなじめるかな。

まだ赤ちゃん感が残ってるけれど、大丈夫かな…

今回はそんな早生まれママが安心して幼稚園・保育園に入園させることができるように、早生まれで幼稚園・保育園に入園するメリットと親の心構えをまとめてみました!

この記事はこんな人にオススメ!
  • 子どもが初めて幼稚園・保育園に入園する
  • 子どもが早生まれなので、とても不安
  • 早生まれで幼稚園・保育園に入園するメリットを知りたい
  • 入園にあたって親の心構えを知りたい

4月生まれと早生まれだとどれくらい成長の差がある?

「早生まれ」とは一般的に1月1日~4月1日の間に生まれた人のことを言います。

学年が同じでも、4月生まれの子と比べるとおおよそ1歳の差がありますね。

大人になってからだと、同学年の人より歳をとるのが遅いから得なんだけどね…

子どもの頃の成長スピードは目覚ましいものがあり、特に小さいころほど急成長しますよね。

では、4月生まれと早生まれだとどれくらい成長の差があるのでしょうか?

まずは体の成長の差を比べてみましょう。

調査の結果|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

出典:厚生労働省 乳幼児身体発育調査

厚生労働省の乳幼児身体発育調査を参考にすると、男女ともに2歳0か月と3歳0か月では体重は約2㌔の差があります。

また身長は男女ともに2歳0か月と3歳0か月では約10センチの差があります。

数字で見ると、けっこうな体格差ね…

次に、知力運動能力ではどれくらいの差があるのでしょうか?

母子手帳の保護者の記録欄を参考にしてみました。

2歳児
  • 走ることができますか。
  • スプーンを使って自分で食べますか。
  • 積み木で塔のようなものを作ったり、横に並べて電車などにみたてたりして遊ぶことをしますか。
  • テレビや大人の身振り手振りのまねをしますか。
  • 2語文(ワンワンキタ、マンマチョウダイ)などを言いますか。
  • 肉や繊維のある野菜を食べますか。
3歳児
  • 手を使わずに一人で階段をのぼれますか。
  • クレヨンなどで丸(円)を書きますか。
  • 衣服の着脱を一人でしたがりますか。
  • 自分の名前を言えますか。
  • ままごと、ヒーローごっこなど、ごっこ遊びができますか。
  • 遊び友達がいますか。

比較すると、できることにも大きな差があるわね~

もちろん個人差もありますが、体格、知力、運動能力どれを比べても早生まれと4月生まれでは大きな差があることがわかります。

早生まれで幼稚園に入園するメリットは?

では、早生まれの子は幼稚園に入園するとデメリットしかないのでしょうか?

そんなことはありません。

まず、早生まれさんは3歳になってすぐに幼稚園に通うことができます

これはママにとってもメリットかもしれませんが…

遅生まれの子と比較して約1年早く集団生活を送れます。もちろん早生まれさんにとっては大変なことも多いと思いますが…。

また、体格や知力・運動能力において遅生まれの子よりも成長が遅い分、先生により手厚く見守ってもらえるのもメリットですね。

さらに、周りの子に引っ張られる形で成長していくので、月齢に比較して成長が早く感じられる可能性もあります。

早生まれで幼稚園・保育園に入園するメリット
  • 3歳になってすぐに幼稚園に入園することができる(自宅保育期間が遅生まれのこと比較して約1年短い)
  • 先生により手厚く見守ってもらえる
  • 月齢に比較して成長が早く感じられる

入園にあたっての親の心構えは?

早生まれと遅生まれでは、体格・知力・運動能力どれにおいてもかなり差があることがわかりました…

早生まれさんのママパパさんは4月からの入園をかなり心配されている人もいるでしょう。

では、早生まれの子どもさんを持つママパパさんはどのような心構えを持っていればいいでしょうか。

まず一つ目は「無理強いをしない」です。

幼稚園や保育園に入りたての頃は、周りのお友だちと比べても幼く悪気はなくても意地悪されてしまうこともあるかもしれません。

子どもが行きたくない、と言ったときは無理に登園させるのではなくよく話を聞いてあげ、可能ならばお休みするのもアリです。(かといって、お仕事をされている方には難しいかもしれませんが…)

少しずつ登園に慣れていき、また自分も成長し、できることが増えていくと自然とお友だちとも仲良く遊べるようになり自ら進んで登園したがるようになると思います。

二つ目は、「気にしない」ということです。

どうしても心配から、いろいろ考えてしまいがちですが敢えて「気にしない」ということも大切です。

親がいろいろ心配をしても、子どもには子どもの世界があります。社会に出る第一歩が初めての幼稚園・保育園生活です。

きっと子どもながらに、いろいろ経験し成長していくことだと思います。

近くにはプロの大人(先生)もいます。

子どもを信じて、見守ることも成長していく我が子のために親ができることだと思います。

もちろん子どもがSOSを出してきたとき(普段の様子と違う、登園を嫌がる)は、全力でサポートしてあげる必要はあります。

早生まれさんのママパパは、より長い目で園生活に慣れていくのを見守ってあげましょう。

まとめ

早生まれは遅生まれと比べて、体格・知力・運動能力において大きく差がある。

入園にあたり、親は「無理強いをしない」「気にしない」を心構えておく。

4月からの新生活、子どももママパパも頑張っていきましょう!

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