専業主婦って毎日何している?専業主婦になるメリットデメリットは?元ワーママ専業主婦が徹底解説!

子育て

専業主婦って毎日何してるの??

いま仕事をしながら子育てをしているけれど、専業主婦になったらどんな一日になるのかな?

そんな疑問をお持ちの人も多いと思います。

近年共働き世帯が増えてきているとはいえ世の中では専業主婦で頑張っているママさんもたくさんいると思います。

わたし自身、社会人として10年(うちフルタイムワーママとして3年)働いてきました。

今日は私の例を挙げて、専業主婦の一日を紹介しようと思います。

なぜ専業主婦になったの?

私は10年、社会人として働いてきました。

社会人7年目の時に娘が産まれ、一年育休を取得した後仕事復帰しましたが、フルタイム勤務だったこともあり毎日朝から晩まで常にバタバタ生活していました。

朝は7時30分に保育園へ送り届け帰りは18時過ぎにお迎えに行くことが多かったです。

周りのママさんはパート勤務や時短勤務の人が多かったのか、娘はいつもお迎えは最後でした。

それでも主人は毎日帰宅が遅いので、夜はほぼワンオペでご飯からお風呂、寝かしつけまでこなしていました。

毎日早く子どもを寝かしてあげたいと思いつつも、なかなか思うようにできず就寝時間は21時を超えることがほとんどでした。

そんな生活を3年続けたのちに息子を妊娠し、出産と同時に育休を取得しましたが主人の転勤に伴ってあっけなく退職することとなりました。

ですので、専業主婦になったきっかけは自らが望んでというよりは主人の転勤による環境の変化でした。

息子がもうすぐ2歳になりますが、今はまだ専業主婦のままです。

理由は以下の4点です。

 ・主人の休みが不定休かつ近くに頼れる親族がいないので、風邪などで急遽子どもが休みになったときに対応が難しいと感じるから

 ・保育園への競争率が高い地域だから

 ・しばらくゆっくり過ごしたいから

 ・主人の希望

フルタイムワーママとして働いた経験上、子どもの風邪は避けては通れません。

保育園から職場に電話がかかってくるたび、ドキドキしていました。

以前の職場は、実家と同じ県内だったのでどうしても仕事の都合がつかないときは両親に子どもをお願いしていました。

けれど主人の転勤先が県外となり、実家からも遠く離れてしまったので今後はすべて自分で対応しなければいけません。

次の職場が子どもの急な発熱等による欠勤に寛容であれば、問題ないのですがその点は働いてみないとわからないですよね…

ですのでどうしても子どもの急な休みのことを考えると、働きに出るのを躊躇してしまいます。

また、私が現在住む地域は保育園への入園が激戦区で、保育園へ入園させてこれから仕事を探すというのが物理的に不可能です(認可外等を利用すれば大丈夫かもしれませんが、保育料を考えると現実的ではないです…)。

何よりも二人目を出産して2年専業主婦として過ごしてみて、今の生活のペースが一番心地よいと感じています。

フルタイムワーママのころは私自身にも余裕がなくて、家事もすべて私が担っていたのでそれを不満に思い、よく主人に当たり散らしていました。

今は専業主婦で、自分自身にもゆとりがあるので特に夫婦げんかもなく毎日平穏に過ごせています。

主人も今の生活ペースを望んでいて、私が働くのをそれほど望んでいません。

自分のキャリアのためにも、なるべく早く社会復帰したほうがいいのかもしれませんが、まだあと1~2年は専業主婦でいようかな、と思っています。

専業主婦のメリット

今でこそ男性も家事や子育てに参加するようになりましたが、まだまだ女性が中心に家庭を切り盛りすることが多いですよね。

専業主婦はワーママと比較して自宅で過ごす時間が圧倒的に多いです。

専業主婦のメリットとしては以下の4点があります。

  • 時間を自由に使える
  • 子育てに時間をかけられる
  • 自分時間を確保しやすい
  • 夫婦仲良く過ごせる(喧嘩が減る)

時間を自由に使える

専業主婦の最大のメリットは時間が自由に使えることです。

朝起きる時間も夜寝る時間もすべて自分で決められます。

家事をする順番も、テレビを見る時間も、子どもを公園に連れていく時間もすべて自分次第なのです。

もちろん子どもが幼稚園や小学校に通っている場合はそれに合わせて行動が必要ですが、融通をつけやすいですね。

ワーママだと日中は仕事をしているので、一日のスケジュールはほぼ毎日固定でした。

その点、専業主婦は時間に融通をつけて行動がしやすいです。

家事をこなす順番も料理に割く時間もすべて自分次第で決められます。

そんな時間のゆとりが心のゆとりとなります。

子育てに時間をかけられる

専業主婦は子どもと過ごす時間が必然的に多くなります。

特に産まれてから保育園や幼稚園に入園するまではずっと一緒ですね。

絵本を読んであげたり、一緒に遊んだり…そんな時間をたくさん子どもと過ごすことができます。

もちろん保育園で過ごす時間も素晴らしいです。

けれど一生のうち少ししかない子どもとの時間を過ごせることは親にとってとても大切な時間になると思います。

また、習い事をさせてあげたいと思っていてもワーママだと平日は難しかったりしますよね。

専業主婦だと、その点幼稚園終わりなどに習い事へ通うことも可能です。

子どもが興味を持ったことや調整ンしたいといったことに対して、後押ししてあげやすいです。

自分時間を確保しやすい

わたしは専業主婦になって初めて自分時間を確保することができました。

今までは、夜は子どもとともに寝落ちすることが多かったのでゆっくりテレビを見ることもできず、土日も溜まった家事や子どもの相手で疲れ果てていました。

専業主婦になってからは、子どもと公園に行くことはあってもフルタイムで働いていたころに比べ体力的にずいぶん楽になりました。

おかげで夜も寝落ちすることもなく、また家事も効率よく片付けることができているので毎日夜はまとまった自分時間を確保することができています。

その時間に好きなテレビを見たり、本を読んだりしています。

それが私のストレス発散となって、仕事をしているときに比べて毎日を穏やかに過ごすことができています。

夫婦仲良く過ごせる(喧嘩が減る)

わが家は、私が専業主婦になってから劇的に夫婦喧嘩が減りました(笑)。

今までの夫婦喧嘩のお決まりパターンは、

家事+子育ての比重がほぼ私であることを不満に思う

旦那が家でだらだらしている姿を見てイライラする

たまった怒りとストレスが爆発して夫婦喧嘩になる

でした。

専業主婦になってからは時間にゆとりをもって家事育児だけに取り組めるので、旦那への不満もほぼなくなりました。

今では、夫の帰宅にあわせて一緒にお酒を呑んだり映画を見たりと夫婦水入らずの時間を作ることもできています。

子どもが生まれて以来、今が一番夫婦仲がいいと思うな。

専業主婦のデメリット

でも、専業主婦っていろいろ不安じゃないの?

もちろん専業主婦はメリットばかりじゃないよ。

専業主婦ならではの悩みや心配ごともあるよ。

私が考える専業主婦のデメリットは以下の4点です。

・世帯年収が下がる

・自分のキャリアが途切れる

・人間関係が狭まる

・夫の失業や休職、転職による家計へのダメージが大きい

世帯年収が下がる

専業主婦になるには、まず仕事を辞める必要があります。

そうなれば今まで自分が稼いでいた年収は0円になってしまいます。

旦那さんの収入のみで生活する必要があるので、金銭的な制約は共働きの家庭に比べて多くなるかもしれません。

しかし専業主婦は家庭で過ごす時間が長いので、共働き時代に比べて洋服もそれほど購入する必要もなくなったり節約レシピで調理をしたりするなど、使う金額自体も工夫次第で減らすことができます。

自分のキャリアが途切れる

私が仕事を辞めるのを躊躇した理由の一つがこれです。

今までせっかく努力して積み上げてきたものが、絶たれてしまうのはなかなかにつらいです。

自分が社会から離れている間に、同僚たちはどんどんキャリアアップしていくだろうし、いざ社会復帰したときに自分の知識や技術が追いつけるのかも不安です。

しかし、社会復帰は何歳になってからでも挑戦できるし努力次第で結果を変えていくことができます。

それに対して子どもは日々成長して、二度とその瞬間は戻ってきません。

特に小さい子どもは1年で驚くくらい成長します。

自分のキャリアも大切にしたいけれど、子どもと過ごせる時間も今この瞬間しかないんですね…

いま自分がどちらを大切にしたいか、がポイントですね。

人間関係が狭まる

仕事をしていると、職場の上司や同僚、取引先の人などたくさんの人と関わります。

専業主婦は逆に、人間関係が限定されてしまいます。

人と関わるのが面倒な人はいいかもしれませんが、専業主婦は孤独を感じやすいです。

私はママ友もあまりいないので、家族以外と喋らない日がたくさんあります。

今でこそ4歳のおしゃべりガールがいるので孤独を感じることはありませんが、上の子がまだ赤ちゃんだったときは育休中でしたが孤独すぎて仕事復帰を待ち望んでいました。

専業主婦は社会とのつながりが減ってしまうんだね…

夫の失業や休職、転職による家計へのダメージが大きい

自分が専業主婦になることで、生活費はすべて夫に依存することになります。

そんな状況でもし夫が、急な怪我や病気で失業や休職になってしまうと生活自体が困難になってきます。

専業主婦を希望する人は、最低限の生活防衛費は用意しておく必要がありますね。

専業主婦の仕事内容は?

専業主婦の毎日のタスクって例えばどんなものがあるのかな?

専業主婦だろうと共働きであろうと、こなすべき家事の量はさほど変わらないと思います。

わたしが日々行っている専業主婦としての仕事は以下になります。

  1. 食事の用意片付け
  2. 洗濯
  3. 掃除
  4. 幼稚園や習い事への送迎
  5. 子どもの遊び相手
  6. 子どもと入浴
  7. 子どもの寝かしつけ

細かく分けるときりがないので、ざっくりと書きました。

我が家は主人が多忙で出張も多いので、家事はほぼ一人でこなしています。

唯一主人にお願いしている家事は、風呂掃除くらいですね。

フルタイムワーママ時代も主人は多忙だったので、すべて一人でこなしていましたが本当にいっぱいいっぱいでした。

ワンオペママさん本当にお疲れ様です。

共働きだろうと専業主婦だろうと家庭の状況はそれぞれ違うので、夫婦でお互いを思いやって協力できるといいですね。

専業主婦に向いている人

専業主婦は自宅で過ごす時間が圧倒的に長いです。

私の経験から以下のような人が専業主婦向いているな、と思います。

家が大好き

一日中、だれとも喋らなくても平気な人

外出するのが苦手な人

そんな人は専業主婦に向いていると思います。

逆にアクティブな人で、じっとしていられない人にとっては専業主婦は物足りないかもしれません。

子どもと過ごす時間が苦痛じゃない

子育てには人それぞれ、向き不向きがあると思います。

子どもはかわいいけど、ずっと一緒に過ごすのはしんどい。

私は全然悪いことではないと思います。

実際、子育てって経験してみないとわからないことばかりですもん。

今すでに子どもと過ごす時間を苦痛に感じているのなら専業主婦は向いていないのかもしれません。

けれど、子どもが成長して子どもと過ごす時間が苦痛じゃなくなったときは専業主婦に向いているのかもしれません。

私自身、第一子の育休中は専業主婦は向いていないと思っていました。

だって、日中ずっと赤ちゃんと二人きりで、孤独で、コミュ障の私でさえも誰かと喋りたくてたまらなかったですもん。

加えて、第一子は寝るのが下手な子で、ずっと睡眠に悩まされてきました。

けれど第二子が産まれ、第一子である長女がおしゃべりが上手になると、子育てをしていても孤独を感じることもなくなり、子どもと過ごす時間が苦痛に感じることはなくなりました。

自分が専業主婦に向いているか、よりも「今の状況の自分が専業主婦に向いているのか」を判断することが大切なのかなと思います。

自分のペースで生活をしたい

私自身、毎日時間に追われて生活するのが本当にストレスでした。

やらなければいけないことはたくさんあるのに、どうしても時間が足りない!

何もかも中途半端!

今は専業主婦として、自分の好きなペースで家事育児ができています。

この点は専業主婦になって本当に良かったな、と思うところです。

専業主婦に向いていない人

専業主婦に向いていない人もいます。

家計を支える必要がある人

自分が働かないと家計が回らない人は、物理的に専業主婦になることは不可能です。

また、お金を稼ぐことが好きな人も専業主婦には向かないと思います。

家事をこなしても誰からも評価されないし、お金ももらえませんからね。

仕事が大好きな人

単純に仕事が大好きで辞めたくない人も専業主婦には向いていないと思います。

やはり仕事を辞める=キャリアが途切れることになるので、その点のデメリットも考慮したうえで、専業主婦になるかどうかを判断する必要がありそうです。

ママ友との交流が苦手な人

専業主婦は人間関係がかなり限定されてきます。

時には、ママ友との付き合いも濃く長くなるでしょう。

ママ友との交流は多かれ少なかれ避けては通れないところがあるので、苦手と感じている人は専業主婦はあまり向いていないかもしれませんね。

専業主婦の一日

4歳の娘と1歳の息子がいる専業主婦である私の一日は以下のようになっています。

6:30起床・朝食準備
7:00朝食、娘のヘアセット、着替えの準備
7:40自分と子どもの身支度、朝食片付け
8:10娘を幼稚園へ送迎
8:30帰宅、朝食片付けの続き
9:00息子を連れて公園or買い物
10:00帰宅、息子の昼食準備
11:00息子昼食
11:20息子寝かしつけ
11:30夕食下準備、昼食片付け
12:30自由時間
14:10息子起床、娘のお迎え
14:30帰宅、おやつの時間
15:00習い事へ送迎or室内遊び
16:00夕食準備
16:50夕食
17:20夕食片付け、入浴準備
17:40入浴
18:00就寝準備、テレビタイム
19:00ベッドで絵本タイム、寝かしつけ
20:00夫帰宅、夕食準備、一緒に晩酌
23:30洗濯、翌日の幼稚園準備
0:00就寝

平日はだいたい毎日このようなスケジュールで過ごしています。

フルタイムワーママ時代と比べて、体力的にも精神的にもかなり余裕をもって毎日を過ごしています。

まとめ

私は仕事をするのにやりがいを感じていたし、本当は辞めたくなかったけれど主人の転勤で泣く泣く退職して専業主婦となりました。

自分には専業主婦は向かない、すぐに就活しよう、と思っていたけれど実際に専業主婦として過ごしてみると案外適応できています。

むしろ、働いていたころよりも家庭がうまく機能しています。

結論としては、私はいま専業主婦になってよかったと思うし、あと1~2年はしばらく専業主婦で過ごそうと思っています。

ただ前提として、専業主婦だろうとワーママだろうと、どちらも家庭をしっかりと守っています。

どちらがすごいとか、どちらが偉いとかは関係ないと思います。

これは両方を経験した私だからこそ言えることだと思います。

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